自然免疫と獲得免疫

自然免疫と獲得免疫の違い 

 

免疫には「自然免疫」と「獲得免疫」とがあります。

 

簡単に言うと、自然免疫は人が生まれつき持っている免疫ですが、獲得免疫とは、いろいろな病原体に感染することで次第に身につけていく免疫のことです。

 

自然免疫は、体を強くする、または抵抗力を全体的に高める免疫として、最近、特に注目されています。

 

たとえば、Aさんは1年間に2〜3回風邪を引くけれど、Bさんはまったくひかない、Cさんはしょっちゅう風邪をひくという差は、自然免疫の強さの差とも言えます。

 

ただし、自然免疫は年齢の影響を受けるため、年を取るに従い、免疫力は低下していきます。高齢者が病気にかかりやすくなるのはそのためです。

 

発ガンもそのひとつで高齢になるほど、ガンの発症率は高くなり、若い時ほど低い傾向にあるのは自然免疫の影響なのです。

 

一方、病原体などが体内に入って来たとき、それらに対抗して抗体が作られますが、その抗体のおかげで、次からは同じ病気にかかりません。

 

これが獲得免疫です。

 

Aという病原体の免疫を獲得しておくと、Aに対しては強くなります。しかしBには弱い----つまりAの抗原(免疫反応を引き起こす物質)にはAの抗体、Bの抗原にはBの抗体でやっつけるという特性があります。

 

また、自然免疫ではカバーしきれない、血液中に流れている毒素や小さな病原体、細胞の中に入り込んだ病原体などに対しては、獲得免疫がうまく対処します。

 

ただし、自然免疫のセンサーが病原体を幅広く感知するのに対し、獲得免疫は遭遇した病原体そのものにしか反応しないという特性があります。

 

つまり、どちらの免疫をも高めてこそ、免疫力はアップするというわけです。


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