すりおろして酵素を取る

すりおろすことで酵素量が2倍、3倍

 

生野菜や果物には酵素がたくさん含まれていますが、さらに効率的に体に取り入れる方法があります。

 

それは、「すりおろし」です。

 

免疫力を上げるのに大いに役立ちます。
「子供がお腹をこわしたりしたときには、りんごのすりおろしを与えろ」「胃の調子が悪いときは大根おろしを食べろ」などというおばあちゃんの知恵がありますが、あれは実に理にかなっているのです。

 

すりおろすことで細胞膜が壊れ、中に閉じ込められていた酵素が出て量が2倍にも3倍にも、さらにそれ以上にまで増えるからです。

 

そのまま食べると細胞の外の酵素しか体内に吸収されず、細胞内の酵素はそのまま排出されがちですが、すりおろして細胞膜が壊されると細胞内にある酵素も活発に働くようになり、酵素が倍増するのです。

 

また、食べたものがスムーズに消化されるため、体内の潜在酵素を消化のために無駄使いすることもなく、便秘も解消します。

 

なお、酵素は皮に多く含まれてているので、できればよく洗ってから皮ごとすりおろすといいでしょう。

 

なかでも、「すりおろし」におすすめなのは、大根です。

 

大根はすりおろすことで酵素の働きが何十倍にもなることが、最近の研究からわかってきました。

 

さらに、1992年、アメリカのジョンズ・ホプキンズ医科大学のタラレ教授は「アブラナ科の野菜はガン予防に効果がある」と発表。

 

大根を筆頭に、アブラナ科の野菜にはあらゆる病気を作り出す「活性酸素」を除去するのに有効なイゾチオシアネートなどが多く含まれているというのです。

 

キャベツやかぶ、白菜、ブロッコリー、カリフラワー、クレソン、小松菜水菜、チンゲン菜、菜の花、ラディッシュ、カイワレ大根、わさび、芽キャベツ、ルッコラなどもアブラナ科ですが、これらにはイソチソシオネートなど極めて強い抗酸化物質や抗がん誘導活性物質が含まれているため、免疫力を高めることが出来る素晴らしい食材です。

 

ちなみにこれらはすりおろすことで一層働きがよくなるので、ぜひともすりおろして食べましょう。

 

ただ、大根おろしは辛くて苦手という人もいるでしょう。

 

そんな時には発酵食品である味噌や酢(あれば黒酢)、しょうゆなどを合わせてみてください。食べやすくなるうえ、酵素量も増えて一石二鳥です。

 

このほか、しょうが、人参、きゅうり、レンコン、山芋、玉ねぎ、にんにくなどの野菜、リンゴや梨など果物からもたっぷりの酵素が摂れます。

 

ちなみにじゃがいもやさつまいも、キャベツのすりおろしも案外いけます。おろし器は金属製のものがいいでしょう。しっかりとおろせます。

 

なお、すりおろしたらすぐに食べることをお忘れなく、生のものはどんなものでも外気に触れた瞬間からどんどん酸化が進みます。

 

現在の野菜の栄養価は一昔前に比べて何10倍も下がってしまいました。

 

さらに発がん性のある農薬を大量に使い続けてもいます。

 

可能であれば信頼できる農法を行っている農家を見つけてそこの野菜や果物などを食べるのが一番のおすすめですが、それが無理なら、低農薬栽培された新鮮なものをなるべく手早く調達するのがいいでしょう。

 

農薬や肥料に頼りすぎることなく作られた野菜や果物には質のいい栄養素がたっぷりとつまっています。

 

今は放射能の影響を考えて、「生食」に抵抗を持つ人がいるかも知れません。

 

誤解を恐れずにいえば、生のものを食べないと、つまり酵素不足になるほうがよほど免疫力を低下させ、不調や病気を引き起こす結果につながります。

 

産地を選ぶ必要もあるかも知れませんが、生食を恐れないでください。

 

加熱食ばかりで酵素が足りなくなった瞬間、私たちの体は免疫力を失ってしまうのですから。