下肢静脈瘤
ふくらはぎや膝の裏側に、曲がりくねった太い血管が浮き出していれば、それは下肢静脈瘤です。
腰掛けて脚を持ち上げたりすると脚の血圧か低くなって静脈瘤が目立たなくなってしまうので、立った姿勢で鏡に脚を映して見ると、うまく見つけることができます。
痛くもかゆくもありませんので、初期のうちは外見的に気になるという美容的な問題でしかないのですが、やがて脚かだるくなる、疲れやすい、つりやすいといった症状か現れるようになるので、放っておかず、早めに適切な治療を受けることが望ましいといえるでしょう。
糸のように細い血管が汗くものから、ヘピのように血管が浮き出てくるものまで、症状の程度、出方はさまざまです。
深部静脈血栓
血液の約8剖が流れている重要な深部静脈が血栓(血のかたまり)で詰まってしまう深部静脈血栓症でも、脚の血管が浮き出てくることがあります。
急激に脚が腫れて痛み、熱が出るので、通常の静脈瘤とは違うとすぐわかります。
安静を保っていても痛みか消えることはありません。
高齢者や病人など長く寝ている人に多く見られます。
早めの手当てか大切なので病院へ行きましょう。