マッサージ
マッサージには、血液とリンパ液の流れをよくする効果があります。
体液全体の流れがよくなると、体をつくっている組織に栄養が行き渡ると同時に、老廃物かすみやかに排泄されるので、細胞が活性化し、体の抵抗力や回復力が高まります。
また、マッサージが、こりかたまった筋肉をほぐしてラクにしてくれることは、多くの人が経験していることだと思います。
疲れがたまると、その箇所や周囲にだるさや痛みなどが起こってきますが、疲れを、その日のうちに解消することは、だるさや痛みなどの予防にもつながります。
マッサージは求心性といって体の末端から中心(心臓の力向)へ向かって進めていくのがルールです。
脚のマッサージは下から上、つまり指先から太ももの方向へと、手のひら全体(指の腹も含む)を使ってやさしくなで上げていきます。
力を入れる必要はありません。
皮膚の上をすべらせるように手を動かしていくだけで十分です。
皮膚にに余分な刺激を与ええないためにオイルやクリームなど潤滑剤を塗り、お風呂上がりなどに5〜10分、気持ちがよいと感じる程度の力加減で、ふくらはぎや太ももをマッサージするとよいでしょう。