ウォーキング
脚の衰えを防ぐためには積極的に歩くことが何よりも大切です。
「ウォーキング」すなわち「歩く」ことは、いつでもどこでも手軽にできるうえ、歩くことや歩けることが健康生活の基本といっても間違いではないでしょう。
膝や足首などの関節や脚の筋肉を丈夫にして、脚の衰えを防ぐのに役立つことはいうまでもありません。
テニスやゴルフ、ジョギングなどのスポーツに比べ脚にかかる負担か少ないため、脚が弱くなってきていると感じる人でも、安心して取り組むことができます。
また、膝や足首の関節に大きな負担をかける肥満の予防にもなりますので、
次に述べるいくつかの注意点を参考に、無理なく楽しく歩きましょう。
1日1回2020〜30分間、早歩きをすることがおすすめですが、無理は禁物です。膝に違和感などがあるなど、痛くなりそうな感じがあるときは、すぐに休んでください。
靴はスニーカーなどの運動靴で、サイズの合ったはきやすく歩きやすいものを選びます。
坂の上り下りは膝や足首にかかる負担が大きくなるので、なるべくなだらかな平地を選んで歩きましょう。
あごを引き、背筋を伸ばして、姿勢よく大きな歩幅で歩くことを心がけます。
足をつくときは、かかとから着地し、つま先へと体重移動していって、足の指全体で地面を蹴るようにします。
次の日、疲れが残るようなら歩きすぎです。最初はは短い時間から歩き始めて徐々に歩く時間を増やしていくようにしましょう。
そうすれば、次第に長い距離でもでもラクに歩けるようになります。
いつも10分くらいしか歩かない人でも、ときには目的駅のひとつ手前で降りるなどして、10分、20分と歩いてみてはいかがでしょうか。